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[櫛木理宇] 侵蝕 [小説]
夏なのでホラーを読んでみた。恐らく未映像化。
皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が現れるまでは…。
幼い弟の事故死依頼、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関を弟と同じ名前の少年が現れた。行き場のない彼を美海の母は家に受け入れてしまう。後日、白ずくめの衣装に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。彼女は少年の母だと言い、皆川家に寄生し始めた。
[新川帆立] 倒産続きの彼女 [小説]
「元彼の遺言状」の続編。と言っても主人公は別。
倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社ゴーラム商会を救うため弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産を導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことに。ブランド品に身を包み、身の丈の合わない生活をしている彼女は会社の金を横領しているのではないか？
[加藤実秋] 警視庁アウトサイダー [小説]
2023年1月期にテレビ朝日系列でドラマ化。「警視庁アウトサイダー」「警視庁アウトサイダー２」「警視庁アウトサイダー３」がドラマ化された原作。
警視庁桜町中央署のエース刑事蓮見光輔は組織犯罪対策課通称「マル暴」から飛ばされてきた架川英児とコンビを組み羽目に。風貌も言動も極道な架川に困惑しつつも捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。
[柚木裕子] 合理的にあり得ない [小説]
2023年4月期の関テレ枠のドラマ原作。5編による短編集で、1クールもつわけないので、残りは続巻ということだろう。
上水流涼子は弁護士資格を剝奪された後、頭脳明晰な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営。金遣いが荒くなった妻に疑念を抱く夫、賭け将棋で必勝を期すヤクザ、野球賭博絡みのトラブルetc。
[長岡弘樹] 教場X [小説]
「教場0」のドラマ化を機に購入。教場0だけで1クールもつわけがないので教場Xも原作として用いられる模様。
教場0と同じく先にミステリの解が読者に提示されて、風間たちが謎を解いていく形式で6話収録されている。
伝説の刑事指導官風間公親の右目が光を失った。かつて逮捕された男に逆恨みされ千枚通しで襲撃されたのだ。その後T県内では連続刺傷事件が起きているが、犯人は逃亡中。復帰した風間は現場で厳しい指導を続ける。失格の烙印を押された新人刑事は「交番勤務」に逆戻りだ。
[五十嵐貴久] リセット [小説]
リカ・シリーズ第七弾。発行されてから読むまでだいぶ時間がかかってしまった。
母方の親戚にあたる16歳の結花を引き取ってひとつ屋根の下で暮らすことになった4人家族の升本家。結花の父親は交通事故で死に、その後母親が新興宗教にはまって出家したらしい。そんな訳ありの美少女に高校1年生の次男晃は一目で恋に落ちしてしまう。
[原田マハ] 旅屋おかえり [小説]
2022年NHKBSでドラマ化。当然未視聴。
「あなたの旅、代行します！」売れない崖っぷちタレント”おかえり”こと丘えりか。スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは人の代わりに旅をする仕事だった。
[中山七里] 護られなかった者たちへ [小説]
2021年に上映された同名映画の原作。映像化に際してオリジナルキャラ、キャラの性別変更がなされている模様。映画は未視聴。
仙台市で他殺体はが発見された。拘束したまま飢え苦しませ、餓死させるという残酷な殺害方法から担当刑事の笘篠は怨恨の線で捜査する。しかし被害者は人から恨まれるとは思えない聖人のような人物で容疑者は一向に浮かばずにいた。捜査が暗礁に乗り上げるなか、二体目の餓死死体が発見される。
[櫛木理宇] 死刑にいたる病 [小説]
2022年5月上映の同名映画の原作。映画だと榛村大和を演じる阿部サダヲ主演になっているので違う視点で描かれているものなのだろうか？映画は未視聴。
鬱屈した日々を送る大学生筧井雅也に届いた一通の手紙。それは稀代の連続殺人犯・榛村大和からのものだった。「罪は認めるが、最後の一軒だけは冤罪だ。それを証明してくれないか？」[逢坂剛] 百舌落とし [小説]
本屋で適度な厚さのミステリー小説を見つけたので購入。カバーの裏書きすら見ずに購入してしまったのが失敗の始まりだった・・・。
新聞記者の残間が迫った商社の違法武器輸出。過去の百舌事件との関わりから露になったこの問題は一時的な収束を見た。しかしそこへ新たな展開が。
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