[原田マハ] あなたは、誰かの大切な人 [小説]
「常設展示室」を読んで面白かったので同じ作家の本を購入。
勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独の内に他界した父。つまらない人と妻には疎まれても、娘の進路を密かに理解していた父の最後のメッセージとは。歳月を重ねて寂しさと不安を感じる独身女性が、かけがえのない人の存在に気がついた時の温かい気持ちを描く珠玉の六編。
カバーに書かれている紹介文の通り、六編の主人公は全て独身女性。しかも決して若くはないという共通点がある。
主人公に共感できる話もあったし、逆に全く共感できない話もあった。ただ、それだけ。
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