[櫛木理宇] 侵蝕 [小説]
夏なのでホラーを読んでみた。恐らく未映像化。
皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が現れるまでは…。
幼い弟の事故死依頼、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関を弟と同じ名前の少年が現れた。行き場のない彼を美海の母は家に受け入れてしまう。後日、白ずくめの衣装に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。彼女は少年の母だと言い、皆川家に寄生し始めた。
[新川帆立] 倒産続きの彼女 [小説]
「元彼の遺言状」の続編。と言っても主人公は別。
倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社ゴーラム商会を救うため弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産を導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことに。ブランド品に身を包み、身の丈の合わない生活をしている彼女は会社の金を横領しているのではないか?