[五十嵐貴久] リハーサル [小説]
「リカ」シリーズの第4作。ドラマ「リカ」の第1部。第3作は昨日から始まった「リカ~リバース」の原作なので意図的に後回しにした。
花山病院の副院長大矢昌史は簡単な手術でのミスを新任の看護婦リカに指摘され、隠蔽してしまう。それ以来、リカの異様な付きまといに悩まされる。一方病院内では婦長の階段からの転落を始め、陰惨な事故・事件が続発する。
[五十嵐貴久] リターン [小説]
「リカ~リバース」を観る前に「リカ」シリーズを読んでお浚い中。「リカ」シリーズの2作目。「リターン」は「リカ」の後日談らしい。当然未映像化。
････と書いたのに2021年6月に映画化ですって！
高尾の敬馬山でハイキング客に発見された手足と顔がない死体は10年前にストーカー・リカに拉致された本間だった。警察官を殺し、雲隠れしていたリカを追い続けてきた警視庁捜査一課コールドケース捜査班の梅本尚美は同僚の青木孝子と捜査に加わった。
[五十嵐貴久] リカ [小説]
2019年に東海テレビの「オトナの土ドラ」で映像化。第2部の原作。書かれたのは「リカ」→「リハーサル」の順だけれどもドラマ化にあたっては時系列順に放映した模様。「リカ～リバース」を観る前に復習も兼ねて購読。
印刷会社に勤める42歳のサラリーマン本間隆雄は後輩坂井が薦めた出会い系サイトの魅力に嵌り、インターネット上で交わされる女性との遣り取りに興じる日々を過ごしていた。ある日本間は出来心で「リカ」と名乗る女性に形態の電話番号を教えてコンタクトをとろうとした。それを機にリカから執拗に電話を受け、嫌気がさした本間は新たに懈怠電話を契約してリカと連絡を絶った。
[中山七里] 能面検事 [小説]
未映像化。ただ続編が既に書かれているので映像化されそうな気もする。というか狙って書いているのではないかと思う節がある。
大阪地検一級検事の不破俊太郎はどんな圧力にも屈せず、微塵も表情を変えないことから陰で「能面」と呼ばれている。新米事務官の総領美晴と西成ストーカー殺人事件の調べを進める中で容疑者のアリバイを証明し、捜査資料が一部なくなっていることに気付いた。これが大阪府警を揺るがす一大スキャンダルに発展することになる。
